六本木食べ歩き紀行

六本木の飲食店を制覇するべく記録していきます。安いところメイン。

【六本木カフェ2】マルチとルノアール

ルノアールはいつも煙草臭い。

空間が仕切られていない為、禁煙席でも場所によっては数十分いただけで服が煙草にやられる。仕切られていなくても、椿屋珈琲で服が臭くなったことはない。運が良いだけなのだろうか。

さて、六本木のルノアールは駅最寄カフェの一つである。
その他駅近には、星乃珈琲、珈琲茶館集、タリーズコーヒーなどがあるが、その中でも私はルノアールを愛用している。

とにかくあの独特の雰囲気が堪らないのだ。
まずは店員さん。こちらは競合?の椿屋珈琲とは違い、ちょっとくだけて絶妙な塩梅になっているお姉様が多い。
こちらは新宿や東京のルノアールでも同じ塩梅だったので、おそらく社風なのだろう。

次に内装。
店に入るだけで、平成から昭和へのトリップが楽しめる。なんだか薄暗いし古臭い。おまけに煙草臭い。

そして客層。
六本木は色々な人が集まっている街だが、このルノアールには六本木が凝縮されているように思う。

隣では飲食店経営者の集まりだろうか、アルバイトをいかに効率よく使うかを話し合っている。また逆サイドでは保険の商談をしている。

また別の日には、最近流行りの黒目がでっかくなる虫みたいなコンタクト(私は虫コンタクトと呼んでいる)をきっちり入れた、ダークサイドへの上昇志向を持っている女性独特の雰囲気を持ち合わせたー例えば路上でラッセンの絵を売っているようなと言えば伝わるだろうかーVネックでデコルテ辺りを強調している20代前半の女の子が、40代くらいの自営業風男性にマルチまがいの営業をしかけている。
私は今年収一億なんですけど、三億が目標です!とか言う子に騙される40男も情けない。
女の子の前職は路上で声かけして投資用マンションを販売していたらしい。ハマり役というか、やはりそういうクラスタであった。
ああいう女性は見かけは可愛く見えても、表情が歪んでいるので男性諸君は気をつけるべし。
女の武器を使って営業を繰り返すうちに顔つきが似通って来るのではないかとも思う。

集中して読書をしようと思ってルノアールに来ても、このような発見があると本来の目的を果たすのは困難であり、特に六本木のルノアールはそうなってしまう可能性が非常に高い。

ちなみに、私は水出しアイスコーヒーかアイスレモンティーをお勧めしている。